2014年5月27日火曜日

長い息の話

川崎さんは長く切れ目無く話すので、途中で言葉を差し挟むのが難しい。
これは整体の方法で、長い息で話す、そうすることによってある程度体に効果が出て来るのだと後から伺った。

私はこの長い息の話を録音して聞き、文字起こしして読み、編集して読み、レイアウトして読み、確認の為何度も何度も読む。
昼間は水道検針のアルバイトをしているので、編集作業の合間に一人で何時間も黙々と歩いていると、何度も何度もこの話の内容が頭の中に浮かび上がり、その話に対しての自分の状態や行動が何度も何度も照らし合わされる。そうやってぐるぐると頭の中を巡っていく。

私は元々自ら動くことや、体を動かすことがとても苦手なので、それならば強制的に動かそうと、水道検針のアルバイトをしている。足元から動かすと体全体が動き、体の一部である頭も動くようになっていく。それから感情もよく動くようになっていくという。

『ある』1回目の話は働かない人、これが歩きながらぐるぐると巡った私は、今までいかに自分が働いて来なかったか、人からの働きかけを待つばかりで、いかに自分から人に対して働きかけをして来なかったか、ということが強烈に意識され、今まで言おうとも思っていなかったことを言っていこう、と思い、行動を始めるところまで行き始めている。

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