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2015年9月11日金曜日
知らない
父の書いた小説を繰り返し読んでいる。
その小説は、「幼年時代」と名付けられている。
幼い頃の父が愛情に餓えていた事、
投げたナイフが同級生の頭に突き刺さったが悪く思わなかった事、
川のほとりに混浴の共同風呂があった事、
川に身を投げて潟に頭から突っ込んで死んだ白髪の老婆が居た事、
私の知っているこの風景の中で起こったそれらの事を、
私は知らない。
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