昨日は風が冷たくて、一日中体が冷たかった。遅く起きてメールを返し、お昼過ぎに銀行に行って、帰って本を読もうとしたら眠くて眠くて、けれども眠る事もなくいつも歩く道をぐるぐるぐるぐると歩いた。ぐるぐると同じ所に留まり続けるような毎日だけれど、この日記を書くようになって、一つのまとまった文章を完成させる度にちょっとだけもやが晴れるような感覚があって、実際私の意識は少しずつ変わり始めている。
私は働きたくない訳ではない。私はむしろばりばりと仕事がしたい。同時に、私は個人的な事がしたい。そういう訳でいま、私はここぞとばかりに閉じこもって文章を書いているのだが、仕事をするという外に向かう行為と、個人的な事をするという内に向かう行為、この二つの事が自分の中でバランスがとれず、わからなくなるといつも立ち止まってしまうのだけれど、もっと言えば二つどころかもういくつかあるような感じがしていて、どんどんどんどん私の頭はこんがらがって行き、いま、私は立ち止まっている。
それでも私の意識はものすごくゆっくりとしたスピードで変わり始めている。ぐるぐるぐるぐると、毎日毎日同じ所を歩きながら、ものすごくゆっくりと変わって来ているもの。もしかしたらこれは、元々ものすごく時間のかかるものなのかもしれない。思っているよりずっと、時間のかかるものなのかもしれない。
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